チャドウィックが亡くなって、そこから製作陣とキャストが改めて紡ぎ上げた作品。
その苦労と喪失感は、裏側だけでなく作品にも色濃い。
前作でもキャラの濃かった脇役陣が、より人間味溢れていて、実際の俳優さんたちの心情とシンクロしているんだろうなぁと思いながら観てました。
そんな経緯があるからこそ、作品全体がどうしても重く感じてしまい、話が進んでいってもワクワクするような体験はできなかった。
泣きっ面に蜂、というように事態は悪化していってしまい、戦争の終わり方もすごく不穏…。
冒頭とラストの喪失感だけが、観終わった後に残った感じ。チャドウィックのティ・チャラが非常に恋しくなった。
