「R.I.P. Our King」
チャドウィック・ボーズマンの悲劇的な訃報をMCU世界にも落とし込み、王ブラックパンサーの死と継承の物語に昇華。チャドウィックの訃報は当時激震だったし、自分も本当にショックだった。
個人的にはティチャラ(チャドウィック)の死をもっともっと重く描いて欲しかった。確かに泣いたしキャスト陣のリアルな涙にも心は打たれたが、ネイモアやアイアンハートなどティチャラとは交友がない人が多くてそのギャップが嫌だった。だったらアベンジャーズ全員で葬式をやるとかの方が良かったと思う。葬式じゃなくても、それぞれで喪に服している画を撮ったりとか。
彼の死を”利用する”というわけではないが、丁寧さが欲しかったなというところ。でも流石に製作陣もキャスト陣も監督もみんな辛かったと思う。脚本を書くなんて酷なことだったと思う。ただ本作をつくる意味はあった。彼の死から逃げない姿勢、彼の死をきちんと描こうとした姿勢は本当に素晴らしい。なんと言われようと本作は前作と込みで語り継いでいくべきだ。
やっぱりまだ受け入れるのは厳しいが、チャドウィック、我らが王、ご冥福をお祈りします。
(過去視聴作を簡潔にレビュー)
[字幕・2D]
