「百円の恋」の脚本家・足立紳が2016年に発表した自伝的小説「乳房に蚊」を、自ら脚本・監督作品。「決算!忠臣蔵」の濱田岳、「後妻業の女」の水川あさみ、娘「駅までの道をおしえて」の新津ちせ主演映画。
水川あさみは最高の恐妻ぶり、だめ夫の濱田岳もぴったりの夫婦でしたね。*\(^o^)/*
売れない脚本家・豪太は、妻チカや娘アキと3人で暮らしている。倦怠期でセックスレスに悩む豪太はチカの機嫌を取ろうとするが、チカはろくな稼ぎのない夫に冷たい。そんなある日、豪太のもとに「ものすごい速さでうどんを打つ女子高生」の物語を脚本にするという話が舞い込む。豪太はこの企画を実現させるため、そしてあわよくば夫婦仲を取り戻すため、チカを説得して家族で香川県へ取材旅行に行くことに。しかし、取材対象の女子高生はすでに映画化が決まっていることが判明。出発早々、旅の目的を失ってしまう3人だったが…
19年・第32回東京国際映画祭のコンペティション部門で最優秀脚本賞を受賞。