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喜劇 愛妻物語のmaroのレビュー・感想・評価

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)
4.0
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:11/131
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

ヤバイ、これは面白いwww
今年一番笑ったwww
倦怠期、、、じゃなくても30代ぐらいの夫婦にぜひ観て欲しいwww
まさにセックスレスエンターテインメント!

もうね、水川あさみが演じたチカのキャラクターが最高すぎるのよ。
暴言がひどいなんてもんじゃない。
モラハラって言葉すら生温くて、言葉による惨殺に近いwww

不甲斐ない夫に常にイラついていて、「気が利かねえ」だの「息すんな」だの「おめーには泣く権利も笑う権利もねえ」だの「粗チン」だの「きめぇ」だの、豪太が不便すぎるwww

よくもまあこんなにたくさんの悪口が出てくるなってぐらい悪口のゲート・オブ・バビロンって感じなんだけど、まったく不快感がないのは、実際に豪太にも非があるってところと、あとは何だかんだで根底には信頼や愛情があるのを感じるからなんだよね。

だって、離婚しないから。
それが何よりの証拠。

前に「信頼関係のないいじりはいじめと同じだ」ってお笑い芸人が言ってたけど、今回に関してもその信頼を感じ取れるからこそ、逆に愛を感じるし、あんなに罵声を浴びせられても滑稽に映る。

もはや夫婦コント、チカによるキレギャグみたいに見えるから面白い。
あの暴言の数々はマジで笑えるからこれはぜひ観て欲しい!

豪太のうずく性欲も男なら共感できるし、そこに出てくる大久保佳代子の妙なエロさがまたおかしいんだよね。
わかりみが深い(笑)

これ、監督の実体験に基づく話らしいから、これを劇場公開しちゃうなんて、メンタル強すぎw
maro

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