ぐっさん

ケイトのぐっさんのレビュー・感想・評価

ケイト(2021年製作の映画)
3.4
NETFLIXオリジナル映画

 大都会東京での最後の仕事を前に、毒を盛られてしまった主人公の冷酷な暗殺者ケイト。余命として残された24時間以内に自分の殺害を命じた者を突き止め、報復することを誓う・・・。
 ケイト役には、「10クローバーフィールド・レーン」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ケイトの師匠ヴァリック役にはウディ・ハレルソン、そして日本からは木嶋組長役に國村隼さん、蓮司役には浅野忠信さんが登場します。

 久々に来ました!!
 アクションアドベンチャー映画(初級編)と言える作品!!

 でも、内容や映像表現は、ズバリ言って

 嫌いじゃないです(笑)

 毒を盛られて、もう死にますという極限状態の中、病院を抜け出してギリギリまで東京を駆け回り、報復をこなしていきたい内容なのですが・・・まぁ~このストーリー展開、マンガを見ているような感覚で、嫌いじゃないです(笑)

 アメリカ映画なんだけども、舞台は大阪と東京というめったにない作品。海外の人が今の日本を描くとこうなるんだなぁ~と学ばせてくれるとこも多かったです。
 ビルにあんなにどデカい映像は映しませんとか、和室の光白すぎない!!とか、料亭なのに店の名前が・・・とかツッコミどころ満載だったけども全体的には、まぁ~~~ギリギリいいでしょうといえる映像表現だったと思います。
 とくに、とあるシーンでビルにあの超有名なアニメが映った時は、オイオイと思ったのでぜひ探してみてね。さらに、冒頭のシーンでは中心部に行くと最近聞くようになったあの「○○○で簡単高収入~~♪」も聴けるかもよぉ~。

 カーチェイスシーンも、あるんですが、もちろん東京のど真ん中で本格的にできるわけがないんですが、まぁ~あのやり方ならアニメ感覚で見れたのでまぁ~~いいでしょうと言えるシーンなので、こちらもご注目していただきたいし、死にかけて耐えて耐えていろいろあった後の、クライマックスなんですが、ここ日本ですよねぇ???と芸人「おいでやすこが」並みのツッコミどころおてんこ盛りのシーンなのでぜひ本編を見ていただいて確認してただきたい!(かなりおススメツッコミポイントです(笑))

 ケイトもカッコいいんだけど、やっぱ國村隼さんがいい味出してくるんですわ!アメリカ映画でも堂々とした日本語でのシーンもカッコイイ、ラスボス感満載のキャラ。とくにクライマックスの見せ場はカッコよかったぁ~。
 浅野忠信も注目してもらいたいけども、途中よく見たら超有名なあの人も出るので、ぜひ探してみてください(ガチのチョイ役なので、見逃し厳禁ですぞ!)

 海外ドラマ「24」感覚で見れるタイムリミット形式で楽しめるストーリー展開。最後こうなるんでしょと予想をしたら、高い確率で正解です!!と言える内容なので、アクションアドベンチャー映画初級編として温かい目で見てくださいと言える1本です。

 ちなみに私も鑑賞後に観た最初の一言は

 「まぁ~~~いいでしょう。」

です。(笑)
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