海辺の映画館―キネマの玉手箱の作品情報・感想・評価

上映館(22館)

「海辺の映画館―キネマの玉手箱」に投稿された感想・評価

大林宣彦監督の作風はじゅうぶん承知し覚悟したうえでのぞんでいたのにもかかわらず、独特で濃密で異端で狂気に満ちた魔風にあてられ、3時間の長丁場もあり、体力がゴリゴリ削られた。
好きかと聞かれたら好きではないが、それでは嫌いかと聞かれたら嫌いまではいかない。
無茶苦茶ではあるがつまらなくはない。
映画に疎い知人に薦めたら絶縁されそう。
♪うそからでたまこと〜。
nooob48

nooob48の感想・評価

3.0
HOUSEも初見で見たのですが遺作の本作と共通点が多くてにやにや
ファンタと、
清純派女優をがっつり脱がせるところ
反戦と幽霊はもちろんね

大林監督ほんとありがとう、一貫した態度こそが人の気持ちを動かすことができること、生きる指針です
ちょも

ちょもの感想・評価

3.0
玉手箱をひっくりかえしちゃったみたいだった。映画と舞台と弁論を同時に観ているようで次々と目まぐるしく「観客」である私に押し寄せる。
コミカル?不自然なシーンに何度も気持ちが切れてしまうのが残念だった。ミュージカルもちょっとわからなかった。

反戦へのメッセージは強く伝わってきて、傍観者ではいけないと思った。「歴史は変えられないけど歴史の未来は変えられる」戦争を知らない私たちの世代が自分からきちんと知って考えないといけないと思う。
小心者

小心者の感想・評価

2.5
大林監督の遺作ということもあり期待していたのだが、起伏のない流れで、理解をこちらに預けられ非常にプレッシャーを感じる作品だった。
うまく言えないが、いくつかのパートに分け、NHKで流して欲しかったような作品でもある。
青猫

青猫の感想・評価

-
全然だった。観終わってから調べたら評価4とかで「えっ!?」私だけついて行けてないのか??

今まで観た映画で記憶にある中で1番つまらなかった。いつもは映画観てあまり思わないけど、金返せー!時間返せー!ってマジで思った。

設定もストーリーも好きじゃないけど、映像も色使いも嫌いだった!ポスターの時点で気がつけば良かった。わざとチープにしたり、わざとらしく合成にしたりしてるんだろうけど、凄く嫌。

最後は面白くなる!面白くなる!と信じて観続けたけど、そうはならなかった。

何これ?
【平和への切なる願い】

大林宣彦監督の最後の作品です。

尾道にある海辺の映画館がついに閉館となり、最後の夜はオールナイトで日本の戦争映画の歴史を上演するというのが導入です。

海辺の映画館=大林宣彦、であるとするならば、やはり監督が最後に伝えたいのは戦争のこと、そしてとりわけ理不尽にも戦争に巻き込まれる、戦闘員ではない一般の人々の悲惨な身の上ということになるのでしょう。

故に内容自体は荒唐無稽で難解であるものの、大筋では、監督の平和への切なる願いが直球で伝わってきますね。

出演している男性俳優陣の若干弱々しい感じも割りと好きなのですが、やはり素晴らしいのは女優の皆さんですね。

それぞれの時代の女性の役を演じつつも、その人そのものの魅力を遺憾なく発揮しています。

さらに言うと、皆さん包み込むような慈愛に満ちた雰囲気で、これが監督の女性観なのかなぁと思ったりもしました。

この映画を観たのが、奇しくも8月6日の朝、ということで、多くの非戦闘員が原子爆弾によって命を理不尽に奪われたのと同じ日でした。

戦争法によって戦闘員と非戦闘員は区別されていて、戦争は建前では戦闘員が行うものとされています。

しかし、非戦闘員もまた、戦争から自由である訳ではなく、様々な危険にさらされるというのが現実です。(特に負けている側がこのような状況になりがちですね。)

これは総力戦の時代だけの話ではなく、人類の誕生以降、今に至るまで連綿と続いていることです。

故に、戦争が出来なければ国を危うくしますが、勝てない戦争を断行することは、多くの国民を不幸にしてしまいます。

戦争とは必要であれば行わなければなりませんが、それは最後の手段であって最良の手段ではありません。そして善も悪も無いのです。

ただ、本来死ぬ必要がなかった人が死んでいく。

多くの人々がこの作品を契機に、戦争とは何か、ということをもう少し真剣に考えてくれると良いですね。

さあ、平和を祈りましょう!
大林監督の作品は二度目。せっかくなら最初の作品と最後の作品を観ようということで。

三時間、長いようで短かった。凄かった、という言葉で表すのもどうかと思うけれど、これは大林監督にしか作れないものなんだろうな、、、

「映画がいらなくなる時代がくるまで、人々に伝えるべきものを伝えている」

NHKの番組で話していた大林監督の言葉を思い出した。
大林宣彦監督の遺作。大林監督がこの作品に込めた思いはとても3時間に収まるものではなく、それどころか映画という媒体からでさえもはみ出ていたように思う。そこから透けて見えるのは願いと同時に焦りである。

戊辰戦争の鳥羽伏見の戦いから第二次世界対戦への道筋を辿るということがそもそも歴史映画として非常に面白い視点だ。近代国家を目指し始めた日本の最初の戦争であり、その後の世界大戦の端緒となるものだったのかもしれない。

大林監督があるNHKの番組で「戦争映画にはカタルシスはあってはならない」と仰っていたのが印象深い。常に戦前の意識を持ち、平和への希求を持ち続けた人だったのだろう。
鳴海凛子きわどいね、すごくいい

このレビューはネタバレを含みます

号泣しました。ものをつくる根本的な精神がすごくてこんなふうにありたいなと思いました。スクリーンの赤色が消える瞬間にまた号泣しました。

コラージュすごすぎなのと、白虎隊、ヒロシマなど幅があるのがいいです。人!!
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