せれん

カラスが多すぎるのせれんのレビュー・感想・評価

カラスが多すぎる(2016年製作の映画)
3.8
すごくシュールで、いたちごっこな作品。
パラパラ漫画風?のアニメーションで、メインは黒、血だけは赤で色分けしていて血を目立たせている。

徐々に大げさに、エスカレートしていき最後は取り返しのつかないことに、、、という人間の争いや戦争、その過程を風刺的に描いているような、それをアニメーションで暗くなく淡々と描いている、そんなふうに受け取った。

音響が意外としっかりしていて絵とギャップがあったのと、立体的な表現もちょいちょい使ったり、紙の後ろを破いて出てくる演出なんかもパラパラ漫画であるからこそできる演出といった感じで楽しめました。

2019年266作目
せれん

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