いんしょーと

ルース・エドガーのいんしょーとのレビュー・感想・評価

ルース・エドガー(2019年製作の映画)
3.6
コロナ禍にBlack Lives Matter運動が広まる中、この映画を。
「完璧な優等生」か「恐ろしい怪物」か…
ルースにはその二択しかない世の中とは、なんて生きづらい……

女性教師のウィルソンはルースと同じく黒人であり、特にアメリカ社会において弱い立場の生徒にそれを認識した上で生きていくよう指導する。
そんな固定観念の中生きていかねばならぬ生徒は反発するけど、
結局最後までルースは優等生を演じたし、これからも演じねばならないその葛藤、フラストレーションが垣間見えてのラスト。。
劇中音楽の鈍く低いベース音がまだ頭で響いてる…