「あなたはなぜ、クリエイティブなのですか?」
そんなシンプルな質問に対する、世界で活躍する天才達の答えを聞けるというだけで、とても興味深かったし、その回答も「なるほどなぁ」と頷けるものから、
ちょっと理解するのが難しいものまで、一人一人にその人なりの解釈を感じられたので、“創造とは何かを探す旅”に同行させて貰えたような、そんな作品でした。
個人的に、その回答が印象に残ったのは、
ビョーク
ショーン・ペン
ジム・ジャームッシュ
山本耀司
デヴィッド・リンチ
デヴィッド・ボウイ
辺りでした。
しかし、音楽界、映画界、大物政治家、科学者、デザイナー、作家、建築家など、本当に錚々たる面々が、その解釈を語ってくれるので、
何か凄く為になる経験をさせて貰ったという感覚が強いですね。
後、この質問に対しての天才達の回答が、しっかり自分の意見を簡潔に語っていて、常そういった問いに対して自問自答をしているかのような、その返答の出るスピードには、ただただ驚かされるばかりでした。
一応、まぁ自分も、表現するという事に携わったりしてきたし、こうして観た映画作品に対して、感想を書き起こすというのは、一種の創造なのかなと思うので、自分なりにも、その問いに対する答えを考えてみたんですが、
やっぱり熟考してもなかなか、上手く答えを固める所までは行かなかったので、
やっぱり天才とされる人たちは次元が違うなぁと、そんな事を思ったりもしましたね。
いやはや、「勉強させて頂きました!」という感じです。
