調伏系V魔虚羅

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

3.5
平穏な日々を望むエディと、兎に角人間の脳味噌に喰らいつきたいヴェノム。決別する2人、そこへ現れた”大殺戮者=カーネイジ“。前作よりコミカルに!より残虐に!!より2人の夫婦愛は強い!!!アクションコメディというジャンルに振り切った本作のポテンシャルは計り知れず。前作ではまだ関係性がトムとジェリー未満でしたが、本作ではもはやラブラブ夫婦。これ見よがしに2人のイチャラブを観客に見せつけて来やがる製作陣には感謝しかない。
それにしてもウディ・ハレルソン、此処まで社会における絶対的な悪役に徹しているのは1994年の『ナチュラル・ボーン・キラーズ』以来だろうか。もう少しカーネイジとしても、クレタス・キャサディとしても出演時間が欲しかった所だが、こんなにも仲良く喧嘩して、愛し合うヴェノムとエディを見せたいなら仕方が無い。
調伏系V魔虚羅

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