このレビューはネタバレを含みます
やられたー!
もう、迷惑な奴がいきなりきて、普通にズケズケ入ってくるの、もう、無理!って思ったよ。
でも、ダメやろうなのにどんどんいい感じに見えてくるからね。自分にはできない(したことのない)子どもの世話もしっかり。
なんか、少しづつ、心解けてくる。
そして裁判。
言葉の戦いは、心を刺す。
心が殺される前に、血が流れ過ぎないうちにおしまいにする。それほどに妻も愛してる。
自転車の練習。休み時間に高いところに腰掛ける。まだ、自分の力でフタは開けられないけど、二人は人として対等。そしてちょっと高いとこにお父さんを置いてくる。
猟師のおじさん、マージャンのおばさん(カミングアウト中も、普通に飲み食いしてる人)、移住課のお姉さんも、くどくなり過ぎず絶妙な塩梅。
音楽の入り方が絶妙で、何度も唸る。コレはすごいよ。
後半は、眼差しの映画に。
言葉はいらない。
見る、見守る。
気づく、いろんなことに。
最後、至高のラストシーン。
高いところから、見てるよ。
いやー、いいもの見させていただきました。