ジャイロ

禁断の惑星のジャイロのレビュー・感想・評価

禁断の惑星(1956年製作の映画)
3.7
いいか、これはテンペストだ。テンペストなんだ。多分
そう自分に言い聞かせながら観賞。
なるほどプロスペローとミランダっぽい。ロビタはエアリエルね。いや、ロビーか。酒のくだりはキャリバンを匂わせるけど、キャリバンは別。どうやら復讐の物語ではなさそう。原作ではなく翻案なのかなこれは?ちょっと残念。

でも、アシモフのロボット三原則、巨大構造体、高度に発達した文明など、まさにSF。金字塔と言われてるのも納得。
いろいろ古いのは仕方がないけど、SFを読んだ時のわくわく感はありました。あと、井戸の怪物は斬新だったので結構好きです。

これ、リメイクしてもイケると思う。
プロスペローはロバートデニーロでミランダはダコタファニング、ファーディナンドをアダムドライバーあたりで観てみたい。あっロビーはロビタでお願いします。声はリーアムニーソンで。