abdm

スミス都へ行くのabdmのレビュー・感想・評価

スミス都へ行く(1939年製作の映画)
3.0
政治に無知な一般人でもエリートを押し退けて政治の世界を動かすことができる、というお話。
腐敗した政治に若者が突っ込み、政治は人民のためだとリンカーンを棚に上げて説いていく。しかしリンカーン自体それが大義のためだったとはいえ票を得るために役員を買収してたわけだからなんとも言えないが、今作でのラスト瀕死の主人公が甘い蜜を吸って暮らす腐敗老害どもに怒鳴り蹴散らす姿を見てその当時も今もなにも変わらないなと虚しい気持ちになる。
キャプテン・アメリカと考えが非常に似た所謂典型的なアメリカンヒーローとして主人公の田舎の青年が描かれている。
abdm

abdm