スミス都へ行くの作品情報・感想・評価

「スミス都へ行く」に投稿された感想・評価

ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.6
フランク・キャプラ監督

政治、議会を舞台にした話です。
州の上院議員の死亡により、急きょ立てる必要があるものの、様々な思惑の中妥協というか市民の人気を取り、スミス氏が選ばれることに!
そしてDCに行く田舎者スミスの前に立ち塞がる歪んだ権力!!さあどうなるスミス!?

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最近いい映画ばかり拝見できて素晴らしいことです。そしてやはりこの映画も脚本が見事ですねー!!
序盤観客を否応なく巻き込むスピードと迫力。
その後への伏線の散らばせと転落するための布石。残酷な挫折と追い討ちの強力さ!!そして少しの支援を勝ち取り、さあクライマックス!!
「ありきたり」と言うなかれ、今の作品はみんなこれを参考にしてきました。それくらいの名作映画!
・・なのに今までちゃんと観てないのって、ねー。なんか年取るまで古いのってどうにも腰が重くて。
まあ若い時にどれくらい鑑賞力があったかって、いやあたぶん「つまんねー!」とか言って終わってましたね、たぶん笑。
自分で思いますもん、懐深くなったもんだなって。笑笑

さて今作。
クライマックス前に凄いいいシーン。
このセリフは魂込めたなー。
今のどこぞの独裁政権を観ているようなリアリティ!!



疲れ切ったスミスに、クラリッサ・サンダースが語りかけます。
「子供たちにはなんて話すの?」
「真実をそのまま伝えるつもりだ」
「子供たちは信じず、傷ついた悲しい表情でこう言うわ、『何もしないで逃げ帰って来たの?』」
「テイラーやペインは僕がかなう相手じゃない。」

・・打ち拉がれるスミスに、サンダースさんは、

「リンカーンにも敵はいたわ。信念を持った人には必ず敵がいる。彼らはバカがつくほど真っ直ぐに闘った。そのバカな人たちが歴史を作ってきた。あなたは引いたらダメよ。あなたの信念はもっと大きかったはずよ。あなたは普通の人々の代表なの。この国のために歪んだ世界をあなたが正して!」

アメリカの心であり万国共通の庶民の心。

ジェームズ・スチュアートって本当にいい作品に出まくっていましたね!

議長最高!!!
立つという行為を描いたアクション映画

これは「ロッキー」や「いまを生きる」のようにいざという時に、戦う時に、信念を持って立ちあがる(立ち続ける)ことができるかという映画だ
nsdtkr

nsdtkrの感想・評価

4.5
2回目。
大学の英語教材としてお世話になった作品。

このレビューはネタバレを含みます

「素敵な金縛り」からのポロロッカ

汚職に立ち向かう若手議員の話
制度を逆手にとって丸1日喋り倒し、とにかく汚職を暴く時間を稼ぐ若きスミスと権力で妨害するペイン
熾烈な攻防の行き着く先にはらはらするけど、ちょっとオチとしては弱い気がする。
三文オペラみたい
LOS

LOSの感想・評価

4.5
ステキな金縛りで知った本作品。
冒頭から政治的話題でああ、そういう映画かと思って寝るの覚悟で見進めたけど、徐々に惹きつけられていく感じ。
スミスの馬鹿正直さが愛くるしく、サンダースの強く頼り甲斐ある一面、淡く儚いレディな部分を魅せられたアメリカ合衆国で落ちない男は恐らく1人もいなかっただろう。
ラスト、この後の結末は傍観者の想像にお任せしますスタイルは結論のスカッとさだけに、絶妙な締まりで最高だった。
Ellieeeee

Ellieeeeeの感想・評価

3.7
恐らく、これまで見てきた映画の中で一番古い気がする…
でも、全然そうとは思えない!

当時のアメリカのダメな政治を題材とした堅苦しい内容でありながら、全く退屈することはありませんでした。

ちょっと街の人気者であったスミス氏が、突然政治界に飛び込み、変化をもたらすお話し。
最後のシーンはとにかく胸アツ!

サンダースのような、凛々しく、力強く、賢いアゲマンは女性の永遠の憧れ。
議長のニンマリ顔大好き、笑
政治ものなのに全く退屈しない。鑑賞後は胸アツ&爽快感バッチリで、満足できる。
数十年も昔の映画なのに色褪せないのは、政、国づくりの原点がここにあるからか。
ぺこ

ぺこの感想・評価

4.5
ステキな金縛りから興味を持って観たクチ。
政治を扱った、テーマのはっきりした骨太い作品でありながら、ウイットに富んでコメディ要素も随所に。80年以上前の作品なのに古臭くて観るのが辛いなんて事はなく。テンポもよくて、退屈することがないどころか、最後まであっという間。
政治や理想を巡るあれこれは現代と通じる物を感じる。
名作と言われるものは言われるだけの理由があるので、やっぱりみた方が良いなあと、改めて思う。
リンカーン像の脇で失意のスミスを秘書が熱く説得するシーン、影絵のような絵が長く続く映像がむしろ新鮮で印象に残った。
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