投影されたいびつな三角形の輪郭から滲み溢れる混じり気のない感情。急に家を訪ねてみたり電話をしてみたり、鈴懸の木に対するシンボリックな視座にしても、男二人の腹の据わったやり取りにしても、清々しい程に直…
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ガレルの「ジェラシー」を思わせる、恋愛の時間を切り取ってすっと見せられるような映画。
恋愛や愛の残酷さ、自分自身なのにただそれを確かめていくことしかできない不確かさ。
手は相手に触れて「そうだ」と…
私には女優の瀬戸かほさんの体当たりの演技以外はそれ程印象に残らない淡々とした映画でした。心臓や目に病気を抱えた俳優さんは何かの象徴? ゲーテの西東詩集を読むと分かるのかな?
ところで最近登場人物が…
歪な愛。喪失。
きっとみんな少しずつ欠けていて、少しずつ異常で、けれどそれは案外ありふれたことだったりする。私にもあなたにもある歪さ。
主演の瀬戸かほの吸い込まれるような虚ろな表情が魅力。
言葉以上…
かほさんが高校生の頃から大好きで、小さい劇場に観に行って話したこともあって、そんなかほさん初主演の映画を大きいスクリーンで観られると思って今回は観に行きました。でもこんなに自分に合わない映画初めてだ…
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居るけど居ない。
居ないけど居る。
愛の形は色々。正解はきっとない。
ユリはトモさんのことを愛してはいないけど、いっしょに暮らし身体を重ねてる。
そんなユリとリュウタは出会った瞬間に恋に落ちてしま…
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