いや、メチャクチャ「ウルトラマン」やってんな〜！笑
圧倒的期待値と高いハードルを課せられる作品で
しっかり観客側が望む「希望」を作品で返してくれる辺り、さすが庵野印だな〜と痛感！
「ウルトラマン」作品に求める要望は千差万別だと思いますが、
核となるエッセンスをしっかり過去作から抽出し、抑える手腕！
ここが本当に凄い！
「異質」な存在となる外星人と対峙して淡々と交渉する…
すごく変だけど、妙なリアリティが有って、
そこが「SF」では無い「空想特撮」な世界観！
劇中でも軽く触れられているが、日本的な奇妙さがとても面白いしワクワクする。
（MCUに対抗できる数少ないコンテンツでは無いかなと思います！）
庵野監督、特有のこだわり抜いた「画角構成」が本当に凄い！
画力、強い！
「シン・ゴジラ」同様、目まぐるしい台詞劇ではあるが
外連味ある画が飽きさせず、引き込んでくれる！
（しっかりサービスショット的な画も差し込んでくる辺りがプロフェッショナル！）
前半で旧作ファンへのサービスをあっという間に消化し
後半で新たな「ウルトラマン」の世界観を提示する、
無駄のないスタイリッシュな構成！
満足度高いし、久しぶりに映画でワクワクした！
（やっぱり劇場の大スクリーンで観るべき作品）
これは夏休みまで公開して是非、
今の子供達にも「ウルトラマン」の世界を広めて欲しい！
