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シン・ウルトラマンのkazuのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.8
次々と巨大不明生物『禍威獣 -カイジュウ- 』があらわれ、その存在が日常となった日本。通常兵器が全く役に立たず、限界を迎えた日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、『禍威獣特設対策室』通称『禍特対 -カトクタイ- 』を設立。班長に田村君男(西島秀俊)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)、非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)、汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)がメンバーに選ばれ、任務に当たっていました。。。

この作品、鑑賞者の年齢によって評価は分かれるかなぁ~

樋口真嗣と庵野秀明、2人のオタクが作ったのが如実に感じられます~

円谷のリスペクト感が半端じゃないので当時の作品を知ってる方は、懐かしさ含め楽しめると思いますが・・・

知らない人は微妙かも🤔

最新のCGを使って作られてるので、映像(ウルトラマンの肌感など)は綺麗なんですが、当時の『特撮』を意識してるのか、動きや構図(カメラワーク)、効果音やBGMなどはレトロチックなんです。セリフ回しもわざとらしかったり、棒読みぽかったり。これを世代の人は "懐かしい" と高評価し、リアルタイムじゃない世代や『ウルトラマン』をよく知らない人は "雑な作り" と辛口になるのでしょう🤨

私の知り合いは "神永は子供を助ける際、爆風に巻き込まれたけど、そもそも防災庁の官僚なんだから、現場で救助なんてしないでしょ!" とつっこんでました😅

あと1時52分の中に詰め込み過ぎたのか、結果として脚本が雑になってしまった感じがします。オタクな2人だから色々としたかったのでしょう😱

残念なのは、大好きなAタイプの顔(ウルトラマンの顔はA.B.Cの3パターンあるんです)が冒頭の一瞬だけだったのと、一度も劇中で "シュワッチ" と言わなかったことかなぁ~
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