Shun

シン・ウルトラマンのShunのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.0
『シン・ウルトラマン』

アマプラで配信開始されたので初鑑賞🙏

ウルトラマンは小さい頃に見ていましたがあまり記憶がないので過去の作品と比較することは難しいですが、正直あまり私には合いませんでした。

私の中のウルトラマンは戦隊ヒーローと変わらない立ち位置だったので、人を守ることを使命だとは思っておらず、斎藤工演じる神永がどうして逃げ遅れた子どもを庇って亡くなったのかという人間への興味から彼と融合することを選んだ外星人であるという事実に、確かに地球人ではないからそうなんだけど…と複雑な気持ちになりました。

アクションに関しても、ウルトラマンがピンチになるシーンが無く、もっと派手にやられて欲しかったので物足りなさを感じました。
特に、ガボラの前に現れたウルトラマンがいきなり空中で縦に回転し出して蹴りを繰り出す技はギャグにしか感じず、気持ちが冷めてしまいました。。。

体の色が赤→緑になることで地球での残りの活動時間を表現しているようですが、カラータイマーが見慣れているのでいまいち緊迫感が伝わりづらいのが難点。ぜんぜん弱ってるようには見えなかったです。

メフィラスの計画を阻止するために、神永の姿になったウルトラマンが長澤まさみ演じる浅見の体臭を嗅ぐシーンも、こういうシーンを入れれば笑ってくれるんじゃない?っていう安易な発想から思いついたのではないかといろいろ疑ってしまい、なんだか少し嫌な気持ちになりました。かくいう私もニヤついてしまったので何も言えないのですが…。

良い意味で人間離れしていて、不気味な役柄が似合う山本耕史さんがメフィラス役なのはナイス配役だと思いました👏
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