公開を楽しみに待っていた「銀魂 THE FINAL」。
アニメを見直し、原作を読み、映画鑑賞に臨んだ。
これは、今まで銀魂アニメを見てきたファンに向けた映画なんだと思う。
本来ならテレビアニメで完結するところ、原作も週刊JUMPから、JUMPGIGAへ移ってやっと終わりを向えることができた。しかし、銀魂ファンならば、アニメの終わる終わり詐欺に始まり、それら一連の出来事を笑ってやり過ごしてきたことだと思う。そんなファンたちへ向けた「銀魂 THE FINAL」なのだと思う。
オープニングのパクリ（笑）だって、原作を読んでいた時から、「これ、アニメ化した時、絶対いれて欲しい！」と思っていたので、思わず笑ってしまった。
そこから始まるシリアスパート、わかっているのに心にくる。笑いあり、涙あり。これだから、銀魂は良いのだ。そして、近づくエンディングに「ああ、本当に終わってしまうのだなあ」と少ししみじみする。原作もアニメも両方に助けられたなあなんて、恥ずかしくて人には言えないけれど…そして、エンディング後にもう一度笑わせてくれる。だから、席は立たないで欲しい。
入場者特典のカードに惹かれていらした一見様はもしかたらついてこれないかもしれないけれど、もし興味を持って銀魂も見てくれたら、読んでくれたら、もう一度この映画を見てください。その時はきっと同じ気持ちになれるはず。
その入場者特典カードですが、欲しかったカード「悲鳴嶼行…冥？」でした！（笑）
ありがとう、銀魂！
