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1917 命をかけた伝令のzonomanのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.3
圧倒的な臨場感と没入感で、上映時間もはるか一瞬のうちに過ぎ去ってしまった。

ストーリーとしては「主人公2人が伝令を伝えにいく」という非常にシンプルなものだか、その様子をワンカット"風"にすることで、視聴者も彼らとその場にいる様な緊迫感が味わえる。

私個人としては、序盤の荒野をただ歩くシーンだけでもその世界観で楽しめるのですが、ストーリーの要所要所に登場するキャラクターがチャプター的な役割をしているのでしょう。

ミルクやサクランボといった細かい伏線に加え、ラストシーンをファーストシーンと同じカットにもってくるなど、演出のこだわりも感じました。

ラスト20分、怒涛の展開からの果たして伝令は間に合うのか!?、そしてブレイク兄の行方など、最後の最後まで楽しめました。

純粋にハラハラドキドキしながら観るのもよし、どうやって撮影しているのかなんて裏側を想像するのもよし、メイキングを観れば2度楽しめる作品です。
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