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1917 命をかけた伝令のmemmmiiiのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5
こう言っちゃ台無しだけどワンカット風の編集点を見つけることに命をかけてしまい、家で見たからか戦場映画が苦手だからか、めちゃくちゃダラけてしまった(鑑賞態度が)
死体の山さえもなぜか静謐さを感じる撮影をしてしまうロジャー・ディーキンズ御大には非常に申し訳ない気持ちです。

おそらく蛇足では?と思っている人も多そうなフランス人女性と赤ん坊との3人の暖炉に照らされた擬似親子シーンでは「どんなに酷い争いがあっても人はこうやって命を紡いでいくのね…」と、それまでの壮絶な死と直面する現場との対比でグッときてしまったし、川に揉まれ滝壺に落ちた後に水面に浮かぶシーンは「オフィーリアかよ!」とツッコみつつ「好きぃ…」とはなった。

前半のアンドリュー・スコットからの後半のベネディクト・カンバーバッチは、知らなかっただけに「SHEeeeEERLOCcK!!!!」と謎にガッツポーズしましたけど私だけですか?
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