最近戦争映画を観る気持ちになれなくて…ただでさえ世の中が暗い今、無意識に避けてたかも。
あれを戦争映画と呼ぶとしたら、一年前に観た「シンドラーのリスト」以来?いや一昨年の「アメリカンスナイパー」以来かもしれない。
のどかな草原で眠る兵士が2人。そこへいきなり上官が現れて、2人は前線に伝令を伝える役目を仰せつかる。映画開始から5分。「good luck」の一言で出発。
そして8分後にもう2人は走り始めてる。そこからスピード感のある急展開。ワンカットの映像が、観るものをリアルな戦場へと誘う。
なんて臨場感に溢れてるんだ。こんな映像見た事ない。延々と続く壕の中の道。走る兵士。無残な死体の山。戦闘機の墜落。
数々の困難を乗り越えながら、2人は前線1600名の仲間を救う為、一心不乱に進み続ける。その途切れないワンカットの姿に、こちらの気持ちも彼らと一緒に走り続ける。
このリアルな映像を生み出す為に、どれだけ綿密なリハーサルを繰り返したんだろう。疾走の連続…演者と一緒にスタッフも走ったんだろうなぁ。
主演のジョージマッケイが瑞々しい。彼の出演作「16歳、戦火の恋」が気になります。
戦争映画を観て最後にやって来るあの空しい気持ち…理不尽に奪われる命を思うとやりきれなくて泣けてくる💦もう2度とこの悲劇を繰り返したくないって思いを新たにする。
やっぱり戦争映画は避けずに観よう。そして若い人達にもこの歴史の現実を観て欲しい。
おまけのひとり言
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危険な戦場を潜り抜ける緊迫のシーン連続なのに「お母さん!お腹すいた!ご飯まだ?」の声…心ならずも中断。観るこっちがワンカットじゃないじゃん😳
公開当時IMAX上映してたのかな?行けば良かった!これは劇場で集中して観たかったなぁ。
エンドタイトルにコリンファースの名前を見付けてビックリ!カンバーバッチはわかったのになぁ。もう一度見直すと「good luck」の上官だった!