モノスゴイ1カット撮影を期待すると肩透かしをくらいます。
コレミヨガシの1カット撮影ではなく普通にストーリーを追いかけていたら気がつかないくらいです。
宣伝の仕方が間違っているか?
それくらいしかウリがなかったのか?
ストーリーは基本的には「走れメロス」です。
中盤の女性と赤ちゃんとの出会いは唐突で取ってつけた感は否めません。
他もどこかで観たような既視感を感じました。
撮り方はネメシュ・ラースローの映画に影響されている気がしますが臨場感は敵いません。
アカデミー賞で「パラサイト」に負けたのは仕方ないですね。