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1917 命をかけた伝令のboringmanのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.9
撮影がとにかく凄い。どうやって撮影してんの?編集点どこ?とストーリー以外の場面が気になっちゃう映画でした。これがロジャー・ディーキンスのパワーですか。
シームレスに各シークエンスが繋がっているので目が離せないです。何気なく歩いてるシーンでも敵がいつ出てくるか、発砲するかわからないのでハラハラしながら映画が進んで行きました。ダンケルクの影響を多分に受けてる様でした。敵のドイツ兵が殆ど出てこないけど、音楽やカメラワークで緊張感のある映像を作っておりました。素晴らしい。
ストーリーは味方陣営に攻撃中止命令を届ける事、それと並行してやんごとなき事情で故郷を飛び出して戦争に参加した主人公のスコフィールドが故郷を思い出すストーリー。これは特に感想なし。

一番好きなシーンは映画終盤の塹壕から突撃する味方兵を避けながら司令室を目指すシーン、迫力や映像は本当に凄い!興奮した!

映画全体としてのストーリーは無いので、そういった意味ではこの映画が合う人・合わない人が別れるんじゃないかなと思います。僕はあんまり合わなかった。
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