AKI

1917 命をかけた伝令のAKIのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.7
戦争の無意味さを肌で感じる2時間

ゴリゴリの戦争映画は苦手なので、いつもなら華麗にスルーですが、全編ワンカット(厳密にはワンカットではなく切れ目のないシーンに見せた撮影)となると話は別。
三谷幸喜の大空港2013というワンカット映画も非常に面白かったですが、これは戦争映画。
爆破シーンとかどうなってるの?とどうしても興味津々になってしまいます。

映画を観る上で撮影手法に注目して観るってのも素人には意味のないことなのですが、それでもやはりカメラワークを意識してみてしまう。

爆破やら飛行機墜落やら土砂崩れやら銃乱射されたりあらゆるハプニングをかいくぐる臨場感はワンカットならでは。

話のストーリーは「命をかけた伝令」それだけ。(別の場所にいる指揮官へ重要なメッセージを伝えに行く)
映画としてはかなり地味なテーマですが、ワンカット撮影には最適なテーマだったと思います。
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