KeiRalph

1917 命をかけた伝令のKeiRalphのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.0
東京出張の合間、少しの時間も映画に投資!ある意味ハリウッド版「ワンカットオブザテッド」な1917を観ました。

やはり気になるのはその撮影、演出方法。実質、ワンカットで撮影しているのは正味9分だけという話も聞いていたので、その切れ目にばかり注目してしまいがち。とはいえ、ストーリーは「朝になるまでに前線の部隊に作戦中止を伝えに行く」という内容のため、注意力を維持しておく必要もなし。

何しろ最前線を駆け抜けていくので、慣れない人には結構なゴア表現もあるので注意が必要ですが、その分同じ兵士として伝令に付き合うのはごめん被るシチュエーションばかり!特に冒頭のヌメヌメグチャグチャの中に手を突っ込むのとか、うわぁ…と嫌悪感感じない人は居ないのでは。

戦争のおぞましさや理不尽さを知る意味もありますが、どちらかというとアドベンチャー的な演出も多く、撮影や編集技法も相まって意外にエンタメ要素が強い作品だと感じました。
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