まるで自分が、スコフィールドとブレイクとともに伝令係として一緒に走り続けているかのように、2時間ずっと肩に力が入り、マラソンしているように、呼吸は浅く早めだった。
ドリンクに手を伸ばすと、隣の女性客は2時間ずっと口に手を当てていた...。
そのくらい没入し、目を見張ります。
どうしてなんだろうと思ったら、継ぎ目なく繋がるように緻密に計算して撮影したからだったのかー‼︎
実は知らなかった。
ドイツ軍に占領されていた街の廃墟で、スコフィールドが赤児に歌うあの歌は、なんて歌なんだろう?
子守唄なのかな?
魂を絞られる気がした。
007 スカイフォールの時もあったんだけど、サム・メンデス監督の画面の迫力と美しさが、すべてを圧倒して、ガチガチ緊張した心が無になるところが度々ある。
ホントすごく好きな映画。