【全編ワンカット風映画。実態はカメラワークではなく驚異のVFXによる編集技術】
アカデミー撮影賞とのことで。
ワンカットで戦争映画とか面白そうだよね。
1,600人の最前線の味方に将軍の伝令を届けるお話。
まぁ、設定はわかりやすくて二人の軍人が敵地を駆け抜けるだけです。
見所はご存知ワンカットでの撮影。大量のエキストラと重なる場転を没入感で表現するのは確かにすごい。
ただ、これ実はワンカットではなく長くても6分くらいのカットらしいです。(それでも長いのだが)
カットしながらもそれを繋ぎ合わせる編集技術ということでこれはカメラワークではなく編集の凄さなんですね。
故に役者が成長していくのではない見る側に新たな発見がある。なんだか自分が成長してる感じ。
前半は特に良くできててアクションではない緊張感、いつ何が起こるかわからないという演出。
ラストシーンは凄いのだが、これCMで見まくってるんだよなー。。
ノンカット演出は「バードマン」のようであり「ブレアウィッチプロジェクト」のようでもあり、そしてメタルギアソリッドみたいやなw
映像技術もここまで進化したのかと、今後の映画も楽しみになる作品です。