旅路を一緒に
後退するドイツ軍に攻撃を仕掛けようとする
イギリス軍 勝ちは目前に見えたがそれは罠
1600人の兵士が危険に晒されていた
スコフィールドとブレイクに与えられたのは
D連隊に攻撃中止を直接伝令する任務
連隊に兄がいることを知ったブレイクは
彼を救うべく作戦を承諾
ドイツ軍は後退済みであり
攻撃は無いという事前情報と異なり
無人地帯には様々な危険が存在していた
見せ方と中身両立
ワンカットで描かれる一連の旅路
カメラが近い故にまるでその場にいるよう
張り詰めた緊張感が伝わってくる
ギリギリの状況で前線を走り抜けるラスト
映像の凄まじさだけではない
強い覚悟も伝わる圧巻なシーン
兵士目線の斬新な映像で
戦場の悲惨さや激しさを描くだけでなく
出会いや別れも描かれる
ドラマの面白さも大きな魅力
そこにある戦場
壕の中に待機する兵士達
前方に進むにつれて雰囲気が変わり
前線では乱れぬ陣営で攻撃に控える
一連が見えてリアルさが強調されてる
ぬかるむ地面 倒れた多数の兵士
横目に歩く先に広がる荒野は不気味
戦場の状況がこれでもかと伝わる
主観映像により全体の状況がわからないので
唐突かつ凄まじい展開に都度驚く笑
抑揚が効いた音楽の効果もあり
各場面で息を飲むような体験ができる
静かに熱い
ぬかるみにハマった車両を必死に動かす
赤ん坊に話しかけ食料を分けようとする
スコフィールドの内面が見える良い場面
優しさを併せ持ちながら一貫して
過酷な作戦に立ち向い続ける芯の強さ
ブレイクの顛末もあり
最後の写真シーンからは
何より生きる事というメッセージを感じた
没入感が凄すぎて
一緒に作戦を遂行していく感覚
臨場感は他の映画にはない大きな魅力だが
突然の爆音が効きすぎて心臓に悪い
特に突然の銃撃・爆撃やこちらに向かって
撃ってくる敵兵士のシーンが恐ろしい
戦闘機が落ちてくる場面も凄かった
主観映像の長回しかつ絶えない緊張感
見ていて疲れを感じるのは正直なところ
スクリーンと大音響は刺激が強すぎかも笑
映画館で是非見てもらいたいけど
体調が万全な時をオススメします
