磯野マグロ

1917 命をかけた伝令の磯野マグロのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.8
【走れ正直者】40

加藤諒と佐々木蔵之介が泥の中を走る(イメージです)。
完全ノーカットというほどではないけど、視点がずっとつながっているので、常に何かに追い立てられている感じが持続する。話が横に逸れない。どうなっちゃうんだろどうなっちゃうんだろと思ってるうちに、ああよかったなあ、と。その辺はうまい。どこでカット割ったんだろう?とか考えださないようにいたしましょう。
「彼らは生きていた」とどっちを先に見るか問題があるが(いまさら)、断然こっちが先。厭戦感を掻き立てるエグさは向こうが上で、戦場の仕組み(前線から背後の補給基地までの設計とか人や物資の流れとか)はこっちのほうがよくわかる。
磯野マグロ

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