アロー

1917 命をかけた伝令のアローのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 長回しがすごいのはもちろんだけど、映像がとにかく美しくて見入ってしまう。特に主人公が真夜中の廃虚で目を覚ますシーン。暗い窓にオレンジ色の光が炸裂して、ハッとするぐらいキレイだった。

 ストーリーはシンプルだけど、しっかり胸に響く作品だと思う。人間が愚かな戦いをしている横で牛がのんびり牧草を食べてたり、死体まみれの川に綺麗な花が咲いてたりしていて、「たとえ人間が何をしていようと自然は変わらず動いている」というのがショッキングだった。なんか、心のどこかで「綺麗なお花は人間が幸せなときにしか咲かないものだ」と勘違いしてた。
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