ベべべっち

マーティン・エデンのベべべっちのレビュー・感想・評価

マーティン・エデン(2019年製作の映画)
3.8
絶望の青春とは

原作者が、前に鑑賞した『野生の呼び声』と同じということで気になっていた作品。
監督も脚本家も違うから、そこまで関係ないかもだけど…。

貧しい労働者階級の船乗りのマーティンが、上流階級のお嬢様と恋に落ち、作家を目指すというあらすじ。

教養がないと言われまくるマーティンが勉強して作家なるまでの過程は面白かったが、後半はテイストが変わっていってしまい、あんまり感情移入出来なかったのが正直な感想。

彼女役の女の子の青い瞳が透き通っていて綺麗すぎる…だとか、
タイプライターでの代筆のくだりで、ヴァイオレットエヴァーガーデンを思い出したり…と、
もう、こうなってはダメでした。


P.S. レビューを書くのが2週間遅いからこそ気づけること

ハマった作品はまるで昨日今日観たような感じで書けるけど、ハマってない作品はその度合いに比例して何も言葉が出てこない。

逆に言うと、2週間寝かせれば本当に堪能できたかどうかわかる。(個人的には)