Yukiko

マーティン・エデンのYukikoのレビュー・感想・評価

マーティン・エデン(2019年製作の映画)
4.0
2021年6月21日
『マーティン・エデン』  2019年イタリア・フランス・ドイツ製作
監督、ピエトロ・マルチェッロ。

イタリア、ナポリ。港湾地区。
貧しい船乗りのマーティン・エデン(ルカ・マリネッリ)。
ある青年が乱暴されて絡まれている現場に出会い、助けると
その青年の自宅に行くことになる。
青年の自宅でその青年の姉エレナ(ジェシカ・クレッシ―)
に出会い、マーティンは教養があり美しいエレナに一目惚れ。
エレナに近づきたくて本を読みだす。
そして、文学へ関心を持つようになり、マーティンは独学で
作家を志す。
が、その道のりは大変で、書いて編集者に送っても何度も
没になり、挫折を繰り返す。


しかし、それでもくじけず、めげず、ひたすらに自分を信じて
作品を書いては編集者に送っていると・・・・
いつかは願いは叶う。

が、名声と富を手に入れたマーティンは・・・・そこからも
ドラマだ。
映画はその後も描かれてる。


ジャック・ロンドンの小説「マーティン・イーデン」が原作
で、ジャック・ロンドンの自伝的小説内容だとか。
原作の舞台はアメリカ西海岸オークランドのところを、
映画ではイタリア、ナポリに変えている。

ジャック・ロンドンの作品を見ると、「野生の呼び声」という
タイトルが目に入った。
これは映画にもなっているハリソン・フォード主演で、
雑種の大型犬が出演する『野生の呼び声』のことだった。
この映画、アドベンチャー映画のようで面白かった💛

ジャック・ロンドンさんの生涯を見ると、小学校を出て、
その後は貧困で進学できず、工場で働いたとある。13歳の頃。
16歳の時に、船乗りとして小笠原諸島や横浜にも上陸した。
26歳の時に、「野生の呼び声」の出版で、人気作家になる。
1916年、40歳の時に服毒自殺した。

映画は、まるでアラン・ドロンのような甘めのマスクの
ルカ・マリネッリさんが、孤独感を漂わせて演じている。
額にかかるまっすぐな髪の毛が男前さを倍増。
ニヒルな感じで、なかなか良いはまり役に見える。


目標を持ってずっと走り続けていた人が、目標を手中にした
後、次の目標が見つからない時、さて、どうするか?