億千

マーティン・エデンの億千のレビュー・感想・評価

マーティン・エデン(2019年製作の映画)
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貧困がもたらすものは、貧困から脱したとしても付き纏ってくるものなのか。

主演俳優の雰囲気がいいし、文学が関係しているのもいいなと思ってずっと観たかった映画。

文学が彼を救ってはくれず、自分の書きたいものの評価は社会情勢によって決まってしまう。昔と言っていることは変わらないのに、昔受け入れられなかったものが今はマーティンに大成をもたらしている。

エレナと出会った頃の、何も知らなかった無知な自分が1番キラキラしていて、勉強して社会を知って自分の作品を発表して受け入れられていく過程で色々なことが見えていって絶望していく…。
そういうことだったのかな?その頃の時代背景をよく知らないと理解し切ることは難しいと思うけど、社会主義国家において個人の自由な創作というものはどのような立ち位置だったのだろう?