マーティン・エデンの作品情報・感想・評価

上映館(12館)

マーティン・エデン2019年製作の映画)

Martin Eden

上映日:2020年09月18日

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

あらすじ

「マーティン・エデン」に投稿された感想・評価

tmk

tmkの感想・評価

3.6
招待券をいただいて。

階級の差を越えた恋愛、小学生レベルの教養のから政治を語り作家になるまでの成長の様子が凄まじくて、何かを学ぼうとする貪欲さは忘れてはいけないなと思った。

映画を観てからジャック・ロンドンの自伝的小説を映画化したものと知った。
さらに言えば、ジャック・ロンドンが「野性の呼び声」の作者だということも初めて知った。
「マーティン・エデン」みたいなリアリティのある作品と、今年公開の「野性の呼び声」みたいな壮大なフィクションを同一人物が書いてるとは想像もつかない。
自殺といわれても、なんだか頷ける印象。
ぽこ

ぽこの感想・評価

3.9
身分差の恋?恋愛もの?と思っていたら違った。ロマンスを絡めた、労働者階級と上流階級との軋轢や社会主義運動の台頭に巻き込まれながらも成長していく主人公の成功と空虚が描かれていた。
まだ文字も読めない主人公からまるでお城のような住まいをもつ主人公への変貌がすごかった、ルカ・マリネッリ。

あと初めて来た京都シネマは小規模ながらも映画が好きな人が集まっているんだなという雰囲気があって良い映画館でした。応援したいです!
NZRK

NZRKの感想・評価

3.9
20201018 シネプレックス幸手
Soseki

Sosekiの感想・評価

4.0
1876年生まれのジャック・ロンドンの自伝的小説マーティン・イーデンをイタリアで映画化。

時代は曖昧になり、舞台はサンフランシスコからナポリになったが、違和感はない。貧しい水夫が、上流の女性に出会い、彼女と釣り合うために作家を目指す話はナポリにぴったり。社会主義運動も。しかし、ここに頭が切れすぎる男の居場所はない。

ときどき挟み込まれる映像も印象的。姉と弟のダンスでベルトルッチの孤独な天使たちを思い出した(とはいえ意味合いは違うか)。結局、幸せはこの時にあるようで切ない。
俳優陣の瞳が印象的!
たとえどの地点に戻ってやり直そうとも、結局この結末になっちゃうんだろうなと思う。
最初から最後まで危うい人だったな。
【誰も受け入れてくれない】


人は、新しいこと・物を簡単に"受け入れようとしない"。

努力しようとする人もいれば、伝統か規則なんかで、そっぽを向いてしまう人がほんどだ。

だが、"マーティン・エデン"という男は教養こそは不足しているが、文才に恵まれていた……。

だが、人はマーティンの事を受け入れようとしない。

だから、マーティンも人を遠ざけた。




これは、新しいことを受け入れない人に贈る物語。
とても不思議な映画でした。
どうやら年代設定をあやふやにしているようで、だけど時代を象徴するような労働者階級の映像を差し込み、
ドキュメンタリーのようなアップの語りがあったり、きっとマーティンの思い出であろう映像が時より流れる。
イタリアの素敵な景色、映像の質感、そしてマーティンとエレナの美しさなになんともまた引きつけられて、気がつくとあっという間に時間が過ぎていました。

マーティンの素直で人たらしなところが、関わる人を惹きつけていくんだと思いました。
そしてなにより、真っ直ぐに行動するマーティンの吸収の早さは、時に映画の展開より早いんじゃないかと感じてしまうほどで。
なりたい自分を持つと、人は成長していくもの。
その一方で自分に自信も持つし、自分の発信するものを湾曲して捉えられたりもします。
マーティンはその歯痒さや今までの経験が作品へと繋がっていったのかな?
私は、エレナと言い争いになった後に自分の育った街を見せるシーンがとても印象的でした。

大切な人を失った時、そして
ラスト、見失っていたものに気付いた時、
マーティンの傷が深かったのはどちらか…。
典型的といえば簡単だけど、才能と感情が比例しなくなった時の天才の悲劇は、どんな話でも胸が苦しくなりますね。。
Yasai

Yasaiの感想・評価

4.0
エモい
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