暴力、残虐、非道…ヘビー過ぎる作品でした。
公開時は話題だったから見たいなーって思ってたけど、あまりにも重かったので数日に小分けにしながら完走しました。
うーん、これは白黒で表現しないと画的にキツいっすね。
白黒にすることでリアリティを低減して"映画"を観ている感覚がなんとか保たれてました。製作者にそんな意図があったのかは知らんけど。
戦争って悲しいね系映画はそこそこ見てる方ではあるけど、こちらは群を抜いて残酷です。
そもそもとにかく長いんだよね。3時間はしんどいて。笑
作品のことを色々と調べてみると、監督はポジティブなメッセージを伝えたかったとか。(かなり要約すると。)
うーん…、芸術作品は受け取り手によって価値や意味が変わるもんだとは思うけど、さすがに少しもポジティブメッセージは感じられんかった!ごめんなさい!
肌や髪、目の色だけで迫害される少年の憤りと無力感を思うと、どれだけ辛い目にあっても耐えましょうね〜。もしくはやり返しましょうね〜。って映画かと思っちゃった。
身構えてたけど、終わり方は想像してたより良かったです。
絶望よりも希望にすがりたいもんですよ、ね。
本編よりも、主演の男の子がかなり過酷な撮影であったろうに、おばちゃんそっちに感動しちゃった。
撮影の合間にお菓子とか食べてて欲しい…。