TIFF2019 4本目 !
ワールドフォーカス部門
チェコ・スロバキア・ウクライナ合作
朝からずっしりと重た目でしたが
わたしは結構好きでしたー😭✨
169分もあったけど短く感じるくらい
とても集中して鑑賞できました✨
以下ネタバレ含みます
初めから動物死にすぎだし
出会う人出会う人がひどい🥺
働かされるくらいならまだいい方
住まわせてはくれても悪魔扱いや性的対象など
普通に優しい人ってここまでいないものか
いい人に会ったかと思えば死んじゃうし
神も仏もいないんじゃないかと
辛すぎました😭
彼についてはよく明かされないまま
物語が進んでいくけれど
だんだんと時代背景と生い立ちが
よくわかってきます
悪魔の黒い目だって言われたり
不幸を呼ぶ子供って言われたり
汚れた血(Dog's bloodて英訳されてた)
って言われたりしていたのは
そういうことかと😞
彼は「家に帰る」ために
生きることを諦めないし必死
序盤に犬が燃えちゃったときは
めそめそ泣いていたりして
元々は心の優しい子なんだけど
様々な人との出会いの中で
生き抜くため、自分を守るための術として
従ったりすがったり
人や動物を殺めたりするようになる
たくましくなって成長したと言えば
聞こえはいいけれど
戦争中、人種差別、貧しい時代、、、
彼が置かれた境遇が
あどけない少年をそうさせてしまった
とても悲しい気持ちになりました
振り返ってみると
出会う人みんなひどいって思ってたけど
この時代みんな自分が生きるのだって
きっと必死だろうから
タダで子供を住まわせておくってわけにも
いかなかったり
自分の欲望をぶつけるのにもちょうどよい対象になってしまったんじゃないかなって思いました
変な人やひどい人もそりゃいるよねって。
けどそんな中でも
#ステランスカルスガルド
#ハーベイカイテル
#パリーペッパー
がいい人だったのと
パパに再会できたことに救われました
最後はパパの隣で名前を窓に書く
希望を持たせる終わり方をしてくれてよかったです
白く染められた鳥が群れに帰っても
攻撃されて除け者にされた様子
ペインテッドバード
というタイトルになっていて
なるほどと思いました
子役の子は何度か髪伸びてたり
身長高くなったように感じたなー
何歳の設定なんだろう
とにかくセリフが馬に話しかけるくらいで
全然なかったけど目で訴えるあの演技
とてもすごかったです
見応えのある映画でした!