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エマ、愛の罠の666のレビュー・感想・評価

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)
3.9
コンテンポラリーダンス、レゲトンの音楽、エマの異様で妖艶な存在感。
(レゲトンはヒップホップとラテン音楽が混ざったようなジャンル)

解放してくれたり、自由な空間を与えてくれる音楽、レゲトンはビートがリズムとなって女性の感情を蘇らせるような印象、異様なストーリーと音楽とダンスが導き出す感覚がリンクするような映画だった。

背負う火炎放射器がワンスアポンアタイムインハリウッド並みの印象度合い。ワンス〜には到底敵わないけど。

劇中、コンテンポラリー重視のガエルとレゲトン好きメンバーの喧嘩シーン好き。
「獄中の囚人が聴く音楽だ!リズムで思考を奪う、頭で音楽の監獄を作ることで目の前の鉄格子を忘れる、幻の自由を見せて人を洗脳するリズム
ヘロインとセックスに溺れさせる音楽だ!
イビザ島に移住して自撮りに明け暮れろ!」
「火照った顔で悪態をつき身体を動かすとヤってるみたい、まるで音楽をセックスしてるみたいなの!」
お二方共、全くその通りです、、。

終盤シーンで一気にこの映画の魅力を感じる、最後のガエルの止まった表情、色々ヤバ過ぎて笑ってしまった。
まぁなかなかのヤバい女性。
有り得なくも無いようなギリギリな感じ。無いか、、。

終盤からエンドロールにかかる音楽が良い!E$Tado Vindo のRealとDESTINOも良い!
音楽ニコラスジャーのセンス!
今日はずっと聴いていたい。
音楽が良い。

ラライン3作目だけど、どれとも全然違う感じ、映像は変わらず好き。
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