みをつくし料理帖の作品情報・感想・評価

上映館(311館)

「みをつくし料理帖」に投稿された感想・評価

ジョー

ジョーの感想・評価

2.4

このレビューはネタバレを含みます

会長、おいたが過ぎます・・・



原作は高田郁による人気小説シリーズで、今まで2度も映像化されているので内容はざっくりと知っているという人が多いだろうと思う。

まず、これだけの人気作を三度映像化する必要があっただろうかという事について。
これは大いに意味があったと言える。

何故か。これまでのドラマ作品、そして原作の何が良かったかを思い出させてくれたからだ。

私達は澪の過ごす江戸の活気に希望を持って、地獄に送られた野江の小さな幸せを願っていた。タイムスリップしてあの街の住人になって楽しめていた。



ストーリーの改変やオリジナルキャラクターの登場などはこの低評価に一切影響していない。

全く同じものを作ってしまっては、ただのリマスター、もしくはキャストの挿げ替えにしかならない。

この映画で吐き気を催す邪悪な部分は!
LEDの行燈が安く明るく街を照らし!
江戸時代に超超超高級品のはずの石鹸が
シャボン玉という子どもの遊びに使われ!
劇的なシーンのスロー再生の音が歪み!
目線の合わないVFXの数々を!
全て最初と最後に出るフィルムフィルターをかけたカウントダウンと現像フィルムによって「あえて作り物感を出しました」と逃げている事だ。

素晴らしい原作と、演技で魅せてくれた実力派キャストによってなんとか世に出せる作品になっている。
角川三人娘(何故か2/3)の再登場を喜ぶ人も多いだろう。

もしかしたら家でポテトチップスを食べながら携帯片手に見たら及第点にすら乗っていたかもしれない。スコア3.6まで見えて来る。

しかしこれは映画だ。映画館で見る事を想定した映像作品だ。

7割BGM無しで挑んだ割に、布の擦れる音がしない立ち上がりシーンや季節感を表す虫たちの鳴き声のパターンの少なさ、
その一音一音が全て耳に届く。

1シーン1カットを観るような視聴者に向けて作られていないことは確実だ。
gojyappe

gojyappeの感想・評価

4.5
良かった♪
日本映画でもまだ見られるものがあって!
早朝8:10からで目覚ましかけたの
何を血迷ったのか7:50だったのに
蟲の知らせで7:20に目が覚めた!
寝起きで朦朧としながらも
えらいこっちゃ~と、大慌てですっ飛んで劇場へ
こんな時に限ってバスが無いw
思ったより早歩きできたみたいでなんとか飲み物を買う余裕も取れたw
昨日の映画が散々だったので
朝一の起き抜けで寝落ちを覚悟していたが
眠気が来ることは無かった!
襟元が襟芯の無い時代なんだから!!
と、言い聞かせつつw
背中が乱れている人も見掛けなかったし♪
でも、エキストラさんの歩き方が残念過ぎて…0.5ポイント…
浅野温子さんが浅野温子さんじゃなくて
演技をしている役者さんなの初めて見た!w
若村麻由美さんの美しさは正義♪眼福!
ドラマもあるそうだが、安定の原作知らず
大好きなおいしそうなお料理たちも眼福だった♪
大きな画面で見られる最後のチャンスを逃さないで済んだ自分を褒めたい♪
ゾロ

ゾロの感想・評価

4.0
原作未読
ドラマも未鑑賞

良かった
とても温かい映画だった

 狐はコンコン、涙は来ん来ん


見事なキャスティング
役者さんの個性が
役に反映されているようで
どの配役もしっくりきた

俯瞰や目線、表情にフォーカスした
カメラワークに、温かさを感じれた


会う事
話す事
信じる事
夢を持つ事
耐え忍ぶ事
想いを伝える事
目を見て話す事
触れる事

便利な世の中になった事で
軽視されてしまっていると感じる
大事な事を諭してくれる



料理   → 高価なディナー
手紙   → 携帯やメール
かんざし → 使い捨て商品
絆の貝殻 → 写真や動画


どれも、今の時代のものと
比べると、温かさがあるよね


おにぎりと再会のシーン
泣いてしまった
フラッと観に行ったからかな。良かったです♪
時代物、好きですし、大坂で生き別れになった幼い2人の少女が、江戸で、かたや料理人にかたや花魁にとはドラマチックです。時代物で女の友情、それを結ぶのもおいしい料理ということで、観終わって幸せな気分で過ごせました。
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原作未読、ドラマ化されたものも観てませんでしたが、予告編に惹かれて…。角川春樹監督引退作だと後で知りました。それであんなに出演者が豪華なのですね…。だって、反町くんや松ケンなんて、アレだけ!?でしたよ。豪華(笑)。時代劇の中村獅童さんは着物捌きや所作一つとってもカッコよく流石でした。(あ、でも藤井隆さんが何気に好きです♪)
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原作は10巻あり、映画はその最初の3巻相当だそうで、となると続きがあってもよいですね。登場人物の説明、背景とかが端折られて、多少わかりにくい感はあったかなと思います。でも最後まできっちり楽しめたし、続きも気になります。いい映画でした。
生き別れ、別々の人生を送るはずの2人の少女が、江戸の地で手繰り寄せられ、再び始まる新たな友情と絆のお話。
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=STORY=
享和二年の大坂。8歳の澪と野江は姉妹のように仲がよい幼馴染み。ある日、遊びで放った草履を澪は井戸に落としてしまう。「怒られる…」と泣く澪に、野江は自分の草履を井戸に投げ込み、笑ってみせる。通りがかりの花街の遊女がそれを優しく咎めながらも、2人に草履を世話していると、通りがかりの客が少女達を見て言う。
「天下取りの相が見える!旭日昇天の相だ」美しく気丈な野江。
「雲外蒼天だな。この先の人生、苦労が多いだろうが、その先には青い空が広がる」泣き虫の澪。
そしてその夜、大坂の町を襲った大洪水が2人をわかつことになる。
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10年後、江戸・神田にある蕎麦処「つる家」で女料理人として働く澪(松本穂香)がいた。洪水で両親を失った澪は、上方では有名な料亭の女将・芳(若村麻由美)に助けられ、主人にその味覚から料理人として見込まれていたが、店が傾き、「つる家」の種市(石坂浩二)の元で働き始めたところだった。
大坂と江戸の味の違いに悩む澪は、町医者・永田源斉(小関裕太)やご近所、常連客らに支えられ、次第に認められていくが、常連客で御膳奉行の小松原(窪塚洋介)の「料理の基本がなっていない」の言葉にハッとする。料理の基本—-出汁。澪は改めて大坂と江戸の良さを併せ持つオリジナルの出汁作りに挑む。
苦労して生まれた澪の出汁を使った「茶碗蒸し」が江戸で大評判となった。その評判を聞きつけ、一人の男(中村獅童)が、吉原の幻の花魁・あさひ太夫のために茶碗蒸しを持ち帰りたいとやって来る。茶碗蒸しの準備をしながら、上方の思い出話をする澪。それをきっかけに、後に、あさひ太夫こそが生き別れた幼なじみの野江(奈緒)であることがわかる。
す

すの感想・評価

4.0
1回目の2人の再会のシーンが鳥肌がたつくらい美しかった。コンコン。
美味しそうなお料理がたくさんでお腹空きます笑
食は人の天なり。
原作もドラマも知らずにさらの気持ちで観たので素直に泣けましたww

青春時代の一時期を角川映画で育てられた自分としては、やっぱり観ておきたい作品でした。
中村獅童さんに自分は惚れちゃいました。着流し姿が決まってる!

若村麻由美さんもいつまでもお美しくて、惚れ惚れと眺めてました。
kidorikko

kidorikkoの感想・評価

3.8
結婚記念日の両親と3人で。

原作ファンの母は、「やっぱり10冊分をギュッとまとめてる感じは否めないけど、原作にはないシーンがあったりして面白かったよ」言っていました。エンドロールと共に数々の料理が流れ出すと、前のめりになっちゃうほど、最後の最後まで楽しんでいました。

わたしは NHKのドラマを一度観たのみで、ストーリーはほぼ知らなかったのですが、原作の持つ力の強さと丁寧な魅せ方に、2時間20分があっという間でした。

物語の肝である料理のシーンが素敵だったのはもちろん、澪とその幼馴染の友情を描いたシーンでは何度か目が潤んでしまいました。

あと、上品なイメージの石坂浩二さんが、こんな風にステキに好好爺を演じられていて驚きましたが、とても良かったです。

個人的には、藤井隆さんが出ていたのがうれしいサプライズでした(シニアだらけの劇場で、わたしだけが笑っていましたが。笑)

映画に出てくる美味しそうな料理を作りたくなったと共に、原作も読みたくなりました。
原作が好きで見たかった映画。
午後の仕事が終わり、平日の午後3時半、私独りだけだった。世間は鬼滅ばかりでこんなほっこりする映画には見向きもしないの?
角川映画にゆかりの俳優さん沢山出てます。友情出演みたいに。石坂浩二が初めわからなかった。松本穂香さん、素顔が素朴で魅力的です。窪塚洋介さん久しぶりで、寡黙で押さえた演技に惹かれます。思いきり三度涙ぐみ、エンディング曲の手嶌葵の「散りてなお」にまたうるうるきた。私好みの映画でした。
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