クレイマー、クレイマーもそうだけどこのタイプの離婚もの映画は微妙に、女性側がムカつく感じに描かれるのはなぜかなと思った。
でも、たぶん男性側がムカつく感じに描かれてたら、ただただ不快な映画になるだろうと思った。
社会的に強者である男性が離婚の場面においても強者として振る舞うよりは、離婚の場面では女性のほうが強者に振る舞ったほうがまだマシということか。
映画としては離婚の過程を描いているものの、その過程により、2人の結婚そのものが捨象される。離婚ものだけど、結婚ということそのものを描くまさにマリッジストーリー。