このレビューはネタバレを含みます
東京と大阪は400キロ。4489キロのニューヨーク-ロサンゼルス間は夫婦の別離を感じさせる象徴なのかな。ダイハードの主人公もニューヨークとロサンゼルスで苦労してそうだったのを思い出した。
周りのキャストのセリフが皮肉も交えながらたのしく笑わせてくれるので主演二人の真剣な演技がとても映えた。
東京と大阪のエスカレーターの並びの位置が違うように、ニューヨークとロサンゼルスの違いを服装や街並みや並木道や部屋のインテリアで見せてくれて。台詞の至る所でthe spaceとcan walkの応酬がすごく面白かった。
アダム・ドライバーさんとスカーレットヨハンソンさんがイイ感じの時は照明もヴァイオリン音楽もとっても美しかった。ピアノ音楽も良かった。
いろんな表情を見せてくれる主演二人の演技をたのしむ作品でした。