マリッジ・ストーリーの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(23館)

マリッジ・ストーリー2019年製作の映画)

Marriage Story

上映日:2019年11月29日

製作国:

上映時間:136分

ジャンル:

あらすじ

「マリッジ・ストーリー」に投稿された感想・評価

Ren

Renの感想・評価

3.8
お互いに愛を持ちつつの離婚の話。

見るのが遅れてしまった、この映画に突き抜けるシーンとかがあるわけではないけど、見入ってしまった。2人がお互いの良いところを語る場面も、言い合い貶し合う場面も、調停のシーンも、
すべてが新しくて少し残酷で幸せの香りも残しつつお互いを尊重して、、
良い作品を見れたと感じた!

キャストが素晴らしい!
アダムドライバー
スカーレッドヨハンソン
ローラダーン
レイリオレッタ
いささか飛躍的だが、連合赤軍事件を描いた山本直樹の漫画『レッド』を連想してしまった。

そこに登場するのは70年代の若者たちで、共産主義革命運動の‟不可能性”が色濃くなればなるほど、‟言葉の過剰”へとひた走る。「総括せよ!」「自己批判せよ!」。しまいには、内ゲバによる殺人へと手を染めていき、ご存知のあさま山荘へと至る。

ひるがえって、この『マリッジ・ストーリー』を観ると、セリフの多さに圧倒される。英語が分からない私としては、字幕を読むだけで必死。恐らく迫真の演技をしているであろう役者の顔は盗み見る他ないという有様。それは私の落ち度として、いずれにせよ鑑賞後に印象に残ったのは『レッド』を読んだ時と同じ、異様なまでの‟言葉の過剰さ”だった。

『レッド』における‟言葉の過剰さ”が革命運動の不可能性によって引き起こされていたのに対して、『マリッジ・ストーリー』では何の不可能性によって引き起こされていたのか?それはもちろん「恋愛」だろう。一般に「恋愛」の理想は、二人が互いに互いを敬い、性的感情を与えあい、他人に欲情することなく、結婚に至り、死ぬまでその関係を貫徹すること、と言われる(それを社会学では「ロマンティックラブ・イデオロギー」と呼ばれる)。でもそれは、共産主義革命同様、無理でしょう。

そうしたイデオロギーが不可能性にぶち当たり、末期症状に陥った時に、‟言葉の過剰さ”が噴出する。『レッド』では、公安警察に囲い込まれ、山岳アジトで殲滅戦を決意した時。『マリッジ・ストーリー』では、離婚調停において。いずれにしろ、イデオロギー(=言葉)に亀裂が走った時に、言葉によって穴埋めをしようとするのである。そして、『マリッジ・ストーリー』において最も言葉の応酬が白熱するのは法廷ではなく、二人だけの時。夫役のアダム・ドライバーは、口論の中で「お前に死んでほしい!」とまで口にし、壁を殴る。そして、『レッド』においても、前述した通り、内ゲバ殺人へと繋がっていくのである。言葉による穴埋めが難しい場合、人は暴力に身を委ねるのかもしれない。

すると極論「イデオロギー(=言葉)がいけない」という議論になるのだろうか?でも、それは無理だ。私たちはかなりの部分‟言葉”に依存する存在なのである。だからこそ、この映画では、‟言葉の過剰さ”によって生じた危機を、「相手の長所を述べた手紙」を登場させることによって‟言葉”で救済している。そこで述べられているのは「矛盾しているかもしれないが、私は彼を愛し続けるだろう」という‟言葉”。

この矛盾を前述の「ロマンティックラブ・イデオロギー」に即して言うならば・・・

尊敬していないけど愛している。
セックスしたくないけど愛している。
浮気しているけど愛している。
結婚しないけど愛している。

言葉によってイデオロギー(=言葉)を否定する。そして、また言葉を紡いでいく。それしかできないのだ、ということなのかもしれない。
もんた

もんたの感想・評価

3.9
こじんまりとした画面から感じる窮屈さ(もしくは親密さ)が妙に心地良い。
主演二人のお似合いっぷり、お前ら早く結婚しろ。母性も父性も爆発してますよ、あんたさん方。
実人生は言語化できない感情だらけ。この悶絶具合を言葉でレビューしろというのが無理な話なのです、ハイ。
WAON

WAONの感想・評価

4.2
とてもよかった。しみじみとよかった。アダム・ドライバー歌うめえ……
あと鑑賞中、スカヨハがスカヨハだってことをほとんど意識しないでいれて、なんだかすごい俳優だなって思った
Kaho

Kahoの感想・評価

4.2
感情高まってしまって3回ぐらいに分けて観た
序盤、お互いの好きなところとしてでてきた事柄が、離婚というプロセスの中で、嫌なところとして伝えられてしまうのがすごく悲しかった
結婚や離婚を経験してないから分からなかった所もあると思うし、それらを経験する前だからこそ考えられたこともあったと思う
アダムもスカーレットヨハンソンも、演技がすごくよかった
心の中の感情が、痛いぐらい伝わってくる
何回も観ると思う
女弁護士にはじめて会った時のヨハンソンのモノローグさすが

2人の喧嘩のシーン
壁叩くのさえ台本に載ってないように思える そしてアダムが泣き崩れる

最後の子供の後にアダムが読み
後でヨハンソンが涙ぐむ。。

近々ヨハンソンにオスカーを
お茶

お茶の感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

いやーーーめちゃくちゃ好きだった
子供をめぐる離婚調停ってなんか切ないね
2人ともちょっと不器用なところがあるんやろうな。あぁ、些細な夫婦の阿吽がより切なくなる。
仕事と家庭と子供って本当に上手く支え合わないと不満が溜まっていくんだろうな。
弁護士も仕事を全うしてるだけやけど、彼らの本当に望んでるものとはちょっとズレてて。それが空回って大喧嘩になって。
あの喧嘩のシーンはほんまにすごいと思う。特別な演出とかじゃない、ほんまに俳優同士がぶつかり合う。我慢してること爆発した後のごめんねはほんまに大抵の人間が経験したことあるからこそ、めっちゃ辛くて、悲しくなる。
どうしようもない夫婦じゃないの、お互いがちょっと譲れなかっただけなんだろうね。あぁ恋愛ってすごく難しいのね。
すごく好きな映画だ
ケンャ

ケンャの感想・評価

4.0
成長したからこそ別の道を進むべきなのに法律が話をややこしくする
rgii

rgiiの感想・評価

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観終わったとき、自然の涙が溢れてきた
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