マリッジ・ストーリーの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「マリッジ・ストーリー」に投稿された感想・評価

りっく

りっくの感想・評価

4.6
夫婦のお互いの好きなところを箇条書きで挙げていく場面から幕が上がる本作は、愛し合っている夫婦の結婚物語と思いきや、これから離婚へ向けて話し合いと手続きを進めていく夫婦の物語として語られていく。

だが、そこで相手の顔も見たくないほど憎み合い嫌っているならまだしも、長年連れ添ったパートナーである。暴力を振るうわけでも、借金を抱えているわけでもない。逆にまだ好いていたり、相手の吉報を喜び合う瞬間さえある。

だからこそ、アダムドライバーとスカーレットヨハンソン演じる夫婦は割り切れずに苦悩する。法律上の手続きは離婚や親権の問題へと突き進んでいくのに、自分たちの心がそのスピードに付いていけない。夫婦を置き去りにして互いの弁護士が夫婦それぞれの欠点を矢継ぎ早に指摘する法廷の場面はシリアスではあるものの、どこか間抜けで可笑しみが込み上げてくる。

この2人の演技が最高に素晴らしい。ヨハンソンがローラダーン演じる弁護士に現在の複雑な心境を吐露する場面。お互いに堰を切ったように嫌いな部分を罵り合った後に謝る場面。舞台が成功したものの主演女優だった妻がいない二次会で心情を歌に乗せて吐露する場面。好きや嫌いで割り切れない想いを抱えてもがく様が、時にチャーミングであり、時に地獄のようである。

そんな2人と息子は、また新たな生活のスタートを切る。確かに離婚は成立したものの、元妻が元夫の靴紐を結んであげるラストシーンは、家族ではない新たなカタチを優しさを込めて前向きに後押しする。

その大人な着地に、これまでも危機を迎えた夫婦や家族の腐れ縁を描いてきたノアバームバックの作家としての絶頂期を感じさせる紛れもない傑作である。
saki

sakiの感想・評価

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愛し合って、一緒に過ごした時間が長かったからこそできる離婚劇。
誰かと人生を共にするのって難しいんだな……

とにかく感動するし、アダム・ドライバーへの愛が溢れる映画🥺
hiroya

hiroyaの感想・評価

4.5
人生は一人一人のもの。どんなに愛しても、結婚をして運命共同体でも、子供がいても、その人の人生はその人の人生。言い合いシーン、泣けた。
穂洋

穂洋の感想・評価

4.8
"1人で生きる人生は人生ではない"
アダム・ドライバー、スカーレット・ヨハンソン両者ともにアカデミー主演男優賞、主演女優賞ノミネート確実と言っていいほどの見事な演技。加えて監督自身の経験に基づく絶妙な脚本とランディー・ニューマンの美しい音楽。
Taiki

Taikiの感想・評価

4.5
映画史に残る夫婦喧嘩シーン。
ただでさえ大好きだったアダムドライバーが、もっともっと果てしなく大好きになる映画。
泣いた泣いた。
snackmana

snackmanaの感想・評価

4.0
人生ベスト級に好きな映画だと思う。
こんなに泣ける喧嘩ある…⁈
終盤の喧嘩の長回しシーン、お互いのことを良く知ってるから何を言われると嫌なのかも分かってて罵り合う感じ。(家族とかルーツとか言われたら絶対嫌だよな…)言いながら後悔してる感じ。
めちゃくちゃな迫力の喧嘩なのにとても悲しく泣けた。めちゃくちゃわかるんですけど…。
あんなに好きだったのに、なんでなんだろう…という所ブルーバレンタインみたいに通じる切ない所があった。

ソフィ•カルの「限局性激痛」を思い出す。恋愛ってめちゃくちゃパーソナルなことなのに、なぜこうも共感性があるんだろう。そして監督自身の経験からということも共通していて転んでもただで起きるなという強い力みたいなのがある。
めちゃくちゃ辛かった経験を作品にするパワースゴい。客観視できてるところとかさ…ほんと…。

過ごした時間が長い程、相手のことが分かるから言う前からどうなるか分かってムカつくみたいなのあるよね。家族だったからこそ、つい習慣みたいに靴紐なおしてあげるよね…。

アダムドライバー側のやり手弁護士、グッドフェローズのあのヘンリーだと偶然気付く。驚いた。グッドフェローズを地で行く迫力。

弁護士介入せずに離婚ってなかなか難しいのだろうか、どうなんだろう。あんなに理路整然と原因を述べられると悪化するよな…。
Joe

Joeの感想・評価

5.0
子供の頃、ホットココアをお母さんが作ってくれて、それを毎回同じマグカップに入れて飲んでいたのだが、先日十数年ぶりにそのマグカップを発見した。
子供の頃、そのマグカップがまだ洗われてなく、シンクに置きっ放しになっていると、少年joeはそれでしかココアを飲みたがらなかったため、小さい手で洗剤などは使わずお水だけで一生懸命洗浄し、他のマグカップが置いてある棚に戻してから母親にココアを頼んでいた。ホットココアはインスタントのマシュマロ入りのスイスミスのココアだ。

この映画を見た後、何故かそのマグカップでまたホットココアが飲みたくなった。しかし家にココアはない。マグカップはあるのに。この映画を見終わった時と同じ感情になった。
ROY

ROYの感想・評価

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現代版『クレイマー、クレイマー』的な?

終始スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの目が赤かった。あと、膨大な台詞量よ。

完全な断絶はない。繋がり続ける。

アダム・ドライバーは『パターソン』の時と違って今回は口論ばっかだったな。歌声聴けた。

カイロ・レン&ブラック・ウィドウ(黒ピチピチスーツメイト)

TBSラジオ『たまむすび』での町山智浩さんの話も面白かった。
圭之祐

圭之祐の感想・評価

5.0
すっっっごく辛かった。
親権争いなんて絶対にしたくないよ!
最高のアダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンだった。
yukichi

yukichiの感想・評価

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生きていることを感じるのは
悲しいとき?
嬉しいとき?
きっとどっちもなんだね

嬉しいことがあったときに
他人が自分に起きたことのように
喜んでくれることがどれだけ幸せなことかでも他人がその人になってはいけない
と思うし妬みや悲しみだって喜びのなかには含まれているんだって思った
でも他人が他人になってしまったときは
自分の喜びすら喜びに感じなくなる
またそれは不幸のようで幸せなことでもある

うーん

他人すぎるってのはなあ、、
寂しいよなあ