ストーリーや主人公と呼べる出演者は特になし。
悩める牧師から敗北間近のヒトラーまで、いろんな人の日常の一風景を描いて集めてつなぎ合わせた映画。
各エピソードにオチはないし、映像同士に関連性もない。
電車で横に座っていた見知らぬカップルの面白そうな会話を、聞き終わらないまま目的の駅に着いてしまうみたいな。
乗り換えたバスでも、意味深な親子の会話を盗み聞きしてる途中で降りられてしまうみたいな。
そんな体験の繰り返しだった。
散文的というか、
哲学的というか、
よく分からんというか、
わけ分からんというか、、、
セリフ回しががひたすらゆっくりで言葉数も少なく、同じフレーズが繰り返されるので、スウェーデン語の勉強には良い教材になりそうだ。