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ホモ・サピエンスの涙の324のレビュー・感想・評価

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)
3.7
飛翔する巨視的観測。恣意的な抽出。久しぶりに会った同級生が自分より立派になってたことをグダグダ話すおじさんの退廃どんづまり感たるや。しかし、地に足を据えた前作までとは少し異なる印象。不信・不和・戦禍・破滅だけでなく、開放感のあるヌケや、鳥の隊列が奥に飛び去り消失していくように、女学生が青少年を横目にストリートダンスを披露するようにビビットな若さ・可能性・希望を感じられる。
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