葛飾北斎
「この1000年で最も重要な功績を残した人物100人」
に選ばれた、ただ一人の日本人だって。（1999年「LIFE」誌）
作品は有名なのに、その人物像ってよく知らない。
NHKの最新技術で波をスロー再生したら、北斎の絵と同じだった、って聞いたことがあったので、すごい天才なんだろうと思っていましたが、予想に反して、苦悩する青年期の姿が描かれていました。
喜多川歌麿、東洲斎写楽らとの関係も見られたし、版画が刷られていく過程も面白かった。
柳楽優弥くんの青年期も良かったんですが、老年期の田中泯さんには圧倒されました。
ベロ藍と出合ったシーンが格別でした。ベロ藍と北斎の出合いは浮世絵が世界で評価される事となった歴史的瞬間ですね。
途中からは、北斎がすごいのか泯さんがすごいのか、わけがわからなくなった程。こういうのを憑依って呼ぶんだろうか？
元々、期待値上げまくりの鑑賞でしたが、それ以上に引き込まれました👏👏👏
