HOKUSAIの作品情報・感想・評価

「HOKUSAI」に投稿された感想・評価

絵は世の中を変えられる
今しか見えないものがきっとある
こんな日だから絵を描く

鉛筆みたいに書いたり消したりできない筆と墨で一発描き。写真なんかなく、風景の一瞬を自分の五感のみで捉えて絵に落とし込む。文明の発達した今を生きる僕らにはもう備わってないんじゃないかと思えるぐらいのとんでもない集中力と感受性だと改めて。

田中泯さんの凄みがわかった気がする
瀧本美織さんもすごいよかった
「不自由な時だからこそ生まれるものがある」

私ら世代はテレビで時代劇のドラマがまだまだ幅を利かせていた時代
家庭にテレビは1台、チャンネル権は父
だから多少也とも江戸時代は色々と決まりがあり庶民の生活は制限されていたことは分かります
庶民の楽しみもなかなか不自由な事が多かったのでしょう
やりたい事をやり描きたい物を書く、そんな事すらできない中で投獄されたり命を取られた者もいる
どれほどその時代を恨んだことかわかりません

でもね、私思うのです
そんな時代だったからこそ生まれた作品たちはその時代にしか出来ない物ばかりじゃたかったのかとね
手枷足枷があるからこそ才のある者は石に齧りついてでも何かを成し遂げんと物を作れたのではないのかなと
時代の波にもまれて底の方に沈む者もあったでしょう
そうな中でそれでも何かを成し遂げたいと強く思う者が洗い出されて原石は磨かれてきたんじゃないかってね
どこの国でもいつの時代でもそうなジレンマはあるでしょ
何もかもが自由にできる時代が来たとしたらその時にできる作品は意外につまらない物になっているかも知れません
親の出かけてるすきにこっそり食べるおやつにはスリルやリスクがスパイスになって普段食べるより格段に美味いものになっているはずです
例えが正しいかは別にしてとにかく制約があるからこそ人は試行錯誤し切磋琢磨して良い物を作ろうと骨身を削って生み出すのだと思います
けいな

けいなの感想・評価

1.7
多分合わなかっただけだけど面白くなかった…今年1かも
内容もだけど音楽がすごくチープ
ザック

ザックの感想・評価

4.1
『こんな日だからだ。』
今日でTOHOシネマズ水戸内原はこの作品の上映が終了。なんとか滑り込みで観ることが出来て良かったぁ~。
世界で最も有名な日本人アーティスト、葛飾北斎の一生を描く。東京国際映画祭クロージング作品。葛飾北斎の若年期・壮年期の頃を柳楽優弥さん、老年期を田中泯さんが演じる。

歌舞伎、遊郭などの町人文化が栄える江戸の町にひとりの絵師がいた。勝川春朗(演:柳楽優弥さん/田中泯さん)、後の葛飾北斎である。腕は良いものの描きたくないものは描かず、描くときは気が済むまで描き続ける彼は兄弟子を殴り師匠から破門されていた。そんな春朗のもとに歌麿(演:玉木宏さん)や写楽(演:浦上晟周さん)を輩出した蔦屋重三郎(演:阿部寛さん)が目をつけ...。

柳楽さんの中に北斎がいて、田中さんの中に柳楽さんがいるように見えてこの2人のキャスティング大正解だなと思った。さらに映像と色の美しさが顕著に表れていた。
気になった部分としては、話の展開がとても速い。確かに88歳も生きた男の一生を2時間で収めるのは難しいとは思うが、柳楽さんから田中さんへのバトンパスとなるシーンは急でびっくりした。また、蜷川実花監督の『人間失格』のように主役の北斎以外のキャラクターは出演時間が短く、良い役者さんがたくさんいるのに少し勿体ないとも思った。

2021年54本目
人物画ばかりだったところにあの富嶽三十六景の大波の濃い蒼や朱色の富士が出てきたらそら〜〜〜〜〜ウケるわ!!!!めっちゃかっけーもん!!!となった。

展開が駆け足だったので、『波』を描くまでの描写に焦点を当てて波をどう狂うほどに悩み描き抜いたかが観たかったな
tottsun

tottsunの感想・評価

3.7
「HOKUSAI」🎬47
町人文化全盛の江戸。後の葛飾北斎である貧乏絵師の勝川春朗(柳楽優弥)は、不作法な素行で師匠に破門されたが、喜多川歌麿や東洲斎写楽を世に送り出した版元の蔦屋重三郎(阿部寛)に才能を認められる。北斎は次々と革新的な絵を手掛け、江戸の人気絵師となるが、幕府の反感を買ってしまう。
北斎先生、今の時代はしあわせな時代でしょうか?
彼が生きていたら、今の日本を見たら、どのように思うのか尋ねてみたい。
たまたまではあるだろうけど、コロナ禍の今と重なるかのような部分がいくつかあって気になった。
そもそも、およそ一年前にコロナの蔓延で延期になってようやく公開したわけだけど…
まさか今年もこんなにコロナの影響が大きくなるとは思いもしなかったから無事に公開してくれただけで感謝。
129分の本編を4章に分けて、
さらに2章ずつ青年期と老年期に分けて描いているんだけど特に老年期の田中泯の演技が躍動感が半端なかった。
特に柳亭種彦の最後のシーンは目を覆いたくなるほどだったけど、あの2人の雰囲気がそうはさせてくれなかった。
瑛太の演技ってかなり久しぶりに見たけど、年齢を重ねたからこその良さが溢れてるように感じた。
青年期のシーンは出演者たちも多く豪華な印象ではあるもののちょっと冗長に感じられたかな。
後半の、ほんの短い時間ではあるけど版画の職人のシーンがあって、その工程がとても気になったから本当はもっと見たかったくらい。大きなスクリーンで見た北斎の波の描写はとても豪快でありながら渦を巻き、水飛沫が消えゆく様を描いているような独特な描写がやっぱり印象的だしちゃんと美術館にも足を運んでみたい。
実際の彼は引っ越しを生涯たくさんしたっていうエピソードだったり、屋号をしょっちゅう変えたっていう破天荒エピソード多いからそういう部分があっても良かったのかも。
私的には☆☆☆.7かな。
マチ

マチの感想・評価

3.2
葛飾北斎は「富嶽三十六景を描いた人」という知識だけで鑑賞。

時代物は「これってどこまでが歴史と一緒?」と考えながら観てしまう自分がいるのであまりむいていないのかも?
この時代にこの年まで生きるってすごい珍しいんじゃない!?とか思って観てました笑
その中でも、役者さんの表現力は素晴らしく、迫力がありました!

今はインターネットがあってSNSがあって色んな人が色んな表現をできる時代。
同じ人間なのに生きる時代でこんなにも違うのかと感じました。

そして、この時代の絵が今でも色褪せずに教科書にまで載っているという事実。
考え深いものがありました。

帰って絵を描きたくなりました。
自分の描きたいものを描く。

個人的に、、、写楽が絵を描くシーンが一番好きでした!
2021年38本目
ih

ihの感想・評価

2.8
社会と個人の葛藤。望んだ時代は来たか?
形を変えて同じことが繰り返されているように感じるが…

田中泯さんが物凄い。当時の90歳なんてほとんどバケモンだもんなあ。
強風の中嬉々として目を見開く。あのシーンだけでも観る価値があった。
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