このレビューはネタバレを含みます
たまたまみたローカルの映画紹介番組で気になってFilmarksでオンライン試写会に応募したら当選。ジャケットの少年が可愛いな..くらいの予備知識しかないまま敢えて調べず鑑賞。てっきり少年のみが主人公だと思い込んでいたため、冒頭（タイトルが出るあたりまで）あれ？再生する映画間違えた？もしかしてこれ何かの予告？と思いながら観ていた。観ていくうちになるほど！とガッテンいくシーンが増えてきて内容としてはシンプルでわかりやすかった。（でも過剰な演出も説明もなくてそこもよかった。）映像も音楽も美しくて、シーンの切り取り方がよかった。子どもの頃のふとした瞬間の記憶って美化されていて、こんな感じで思い出されることあるよなあ。EDボブ・ディランの曲この映画のために示し合わせてつくったんかと思うくらいにぴったりだった。鑑賞後、公式サイトや映画情報サイトなど読んで父親役のシャイア・ラブーフさまという方の自伝的映画だったと知って感慨深さが後追いでやってきた... wiki見る限りこの方の人生も結構はちゃめちゃであるが、、子役って痛々しい子ども時代を送っている子も多いんだろうなと追体験。でもこのクズ父親、終始言動はろくでもないのに、ちゃんと子どもへの愛情が見え隠れするつくりになっていてすごいなぁ。かわらではっぱやるシーンがすごくよかった.... ただいろいろなクズエピソードのなかでも、電話で両親の伝書鳩やらされているシーン...あ〜これ一番やっちゃいけないやつやないか...と思ってみてました。そしてこの少年は本当にただただ美しかった。この少年なしのこの映画は成立しないね、、ワンダー〜はなんとなくキラキラしたイメージで観てなかったけど、観てみようと思いました。
BGM
Alex Somers Feat. Zach Shields - Honey Boy
Alexander - Glimpses
ボブ・ディラン - オール・アイ・リアリー・ウォント
"俺が本当に望むのは君と友達になることさ"
