磨

娘は戦場で生まれたの磨のレビュー・感想・評価

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)
3.4
内戦が続くシリアでスマホで映像を撮り始めた女学生がやがて母となり、娘のために生きた証を残す。4年間、死と隣り合わせの中カメラを回し続けた女性が映す真実のドキュメンタリー。
多くの命が失われる中で我が子を産んでしまったことに対する罪悪感、母親として“子を産んでしまった罪悪感”というのは想像にし難い心的苦痛だと思います。

生きている事に感謝。そして自宅にいられる事を何より幸せに感じることができる。
コロナウイルスは脅威だけど、いきなり死ぬかもしれない、殺されるかもしれないという本作にある脅威とは比較ができないと思う。(自宅で家族と過ごすことができる訳ですから)

当然ながら、今こそ観てもらいたい作品なのですが、劇場でしか上映していません。(という事は宣言以降はどこもやっていない、という事かな)
‥あぁもどかしい。
磨