mike

ラスト・クリスマスのmikeのレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
4.0
「ただのロマコメじゃない!」とは聞いていたけれど、正直前半はまだるっこしい印象だった。(エミリア・クラークはめっっっちゃくちゃかわいいけど)

しかし!そこからポール・フェイグ監督らしいツイストを経て、さらにロンドンの今、Brexitや移民・貧困問題、LGBTを軽やかに織り交ぜながら、着地するラストには号泣してしまった。

オセロが反転するように善くなっていく主人公の成長は、本来彼女が持っていたものを無理なく出したかたちで好感が持てたし、「自分を粗末にするのも幸せにするのも自分」“Every little action of the common day, makes or unmakes character.” というメッセージも、とてもまっとうで現代的で良かった。

クリスマスの時期にまた観返したい!
mike

mike